bespoke frame for all cyclists

イタリア男性の平均身長は１７７ｃｍ、平均股下長は８６ｃｍ。彼らと同じ身長の日本男性の股下長は４．５ｃｍほど短く、８１．５ｃｍ（Ｆ１）。腕の長さも２ｃｍほど短くなります。したがって、サドル高は日本男性の方が４ｃｍほど低くなりますが、サドルからハンドルまでの距離は、イタリア男性は短い胴と長い腕、日本男性は長い胴と短い腕で、ほぼ同じです。ただし、日本男性は高い肩の位置と短い腕のために、ハンドルが高くなります（Ｆ２左）。
イタリア男性の身体の各サイズに合わせたジオメトリーの自転車をホリゾンタル換算でトップチューブ適合で選ぶと、シートチューブが長すぎ、シートチューブ適合で選ぶと、トップチューブが短かすぎるわけです。
次に、イタリア男性と同じ股下長の日本男性についてで、身長は１０ｃｍも高い１８７ｃｍになります（Ｆ１）。ただし、股下長が同じですから、腕の長さはほぼ同じです。
股下長が同じですからサドル高も同じですが、日本男性は長い胴と、それによる高い肩の位置、イタリア男性と同じ腕の長さのために、ハンドルは遠く高くなります（Ｆ２右）。
イタリア男性の身体の各サイズに合わせたジオメトリーの自転車をホリゾンタル換算でシートチューブ適合で選ぶと、トップチューブが短かすぎ、トップチューブ適合で選ぶと、シートチューブが長すぎるわけです。